折込広告は、店舗周辺に紙という手元に残るものを届ける手段として、店舗集客に効果があり、もっとも活用されています。他にも、リードやCV(コンバージョン)を取るための手段として不動産業、教育、通販業においても今でも活発に活用されている媒体です。販促手法としてはエリアセグメントがしやすく、予算に応じた枚数、展開が可能で、枠に制限はないため、届けたいタイミングの新聞朝刊で届けられる点がメリット媒体です。
折込広告を配るうえで掛かる費用としては下記のようなものがあります。
制作や印刷に関しては、自分で原稿をつくる、制作会社がつくっている、印刷は既に頼んでいるところがある、というケースも多くあります。
作って刷ったものを、私たちの配送センターに預けてから、センター→新聞屋さん→各家庭に届ける部分の料金が「配布料」となります。
印刷・配布に1枚当たり6円~くらい掛かる計算で考えれば、B4サイズのチラシをどれくらいの数が配れるのか、どの範囲まで配れる目安になります。参考にしてみてください。
※細かい配布料金についてはコチラにデータがあります。
折込チラシは配布するときにどれくらいの枚数を配布できるか、大きな単位から考えてみます。まずは都道府県、市区郡単位で考えた場合です。
都道府県 | 世帯数 | 折込配布可能数 | カバー率 |
東京23区 | 5,376,749 | 1,483,650 | 27.6% |
東京都下 | 2,082,676 | 751,100 | 36.1% |
神奈川県 | 4,329,691 | 1,676,300 | 38.7% |
埼玉県 | 3,253,934 | 1,356,800 | 41.7% |
千葉県 | 2,849,367 | 1,191,050 | 41.8% |
※2023年6月時点でオリコミサービスで集計しました。購読がもっとも多いのは読売新聞。次いで朝日です。世帯数は2023年の4月時点のもので計算しています。
配布エリア | 配布部数 | 配布単価 | 配布料(税抜) |
世田谷区 | 30,000部 | @3.40円 | 102,000円 |
八王子市 | 30,000部 | @3.50円 | 105,000円 |
横浜市中区 | 30,000部 | @3.90円 | 117,000円 |
さいたま市 | 30,000部 | @3.60円 | 108,000円 |
千葉市中央区 | 30,000部 | @4.10円 | 123,000円 |
※エリアによって単価は異なります。目安としてお考え下さい。チラシを配送センターに納品いただいてから、「新聞販売店を通じて配布をするための料金」です。
※上記配布単価は1枚0.1円の配送料が含まれています。
※印刷費用が別途掛かります。
※上記は税抜きの金額です。
印刷に掛かる費用はロットや納品期限によって変わってきます。紙の質を落としたり、まとめて印刷することで、費用を圧縮できる場合があります。小ロットであれば印刷通販を使うべきケースもあります。
紙の質もロットも、ただコストを下げれば投資に見合う効果を上げられるわけではありません。配布でもそうなのですが「他を調査して安い料金で実施します。」という案内をしているところがあります。ホームページに載っている料金は安いかもしれませんが、結局、高くつくケースがあります。
内容に合わせて、配布の方法までご案内するのがわたくしたち「折込広告の配布のためのご案内」となります。まずは お気軽にお問合せ いただけたらと思います。
新聞折込チラシはBサイズで料金が定義されていることがほとんどです。(B5・B4・B3サイズなど)もっとも多いのはB4サイズで、まず折込チラシを実施する場合にはB4サイズをオススメしています。それぞれのスケールと、配られているチラシのなかにおけるサイズに比率について下記でご案内しています。
全体の67.1%はB4サイズになっています。次いでB3サイズ。
下図は、折込チラシの配布を発注してから、顧客の手元にそのチラシが届くまでの経路を示した図です。
全国70以上の新聞銘柄、35,000以上の新聞販売店にチラシを持ち込み、顧客の手元にチラシを届けることが可能です。
※土曜・日曜日・祝日や年末年始など、日程が変則になる場合があります。
※一都三県以外では、折込配布日の(土日・祝祭日を除く)3日前、4日前に納品が必要な場所もあります。
配布には、制作するから実施する場合は1ヶ月、印刷から実施する場合は3週間、折込の配布だけなら7営業日くらいあれば実施することができます。
スケジュールに余裕を持つべきなのは当然のことです。スケジュールを圧縮するために、印刷のコストが上がったりすることがあるため、実施をする場合は早い段階で、スケジュールを確認しておくことをオススメします。もちろん急ぎの案件にも迅速に対応します。ただ、早く注文した方が、安く済むということです。
新聞宅配を通じたチラシ配布においては、計画した日付で、一度に大量のチラシを届けられるのはメリットです。ただ、一度に短期間に配れるだけに、どのタイミングで配布するのか、どの曜日で配布をするのかは、計画的に行う必要があります。届ける情報がいつからのものなのか。それをいつ見て、いつ行動してほしいものなのか。考えたうえで配布日の計画をすることで、より効果を高めることができます。受け取る側からすると、一世帯に入るチラシは1日平均約14枚です。こちらでは、チラシが配布される曜日の傾向、チラシがいつ見られているか、保存される期間についてのデータをご案内します。他にも業種別、エリア別のデータを多数揃えております。必要な方はコチラからお問い合わせ下さい。
折込チラシはAM6時~9時の時間帯に見る人が多く、朝見る人が多いメディアだということが言えます。外出、買い物の前に情報と届けるメディアとして活用できます。
上記は「古紙回収までに新聞折込広告をもう一度見るために何日くらいとっておくか」というアンケートのデータです。平均で6.7日保管している状況です。
店舗を中心としてその周辺で適正な範囲で配布をする方法。範囲は、距離や、自動車や電車のアクセスの時間圏、顧客データを分析しての顧客分布状況からエリアを決める方法があります。
店舗の告知で折込を計画するときにもっとも多く取られる方法です。店舗からの距離で範囲を設定して、配布の部数を算定します。上の地図の例では、吉祥寺駅を中心に2km圏の配布を設定しています。配布の範囲、配布する新聞の種類などを選んで、できるだけ近隣の人に配ったり、広域に配布をしたり。目的に合わせて計画します。
店舗に人を集客するためにはアクセスの方法も大きな要素となります。周辺が自動車で移動する人が多い場合は店舗を中心にして自動車で掛かる範囲を算定します。逆に都心で車の移動ではなく、電車でのアクセスを見込むような場合、電車時間圏で範囲を定義し、エリアを設定します。車のアクセスも、電車のアクセスも弊社のGISで算定が可能です。
ターゲットが決まっていて、店舗の場所などの条件がなく、広くチラシを配布する場合ターゲット比率の高いところから配布する方法を取ります。通販のチラシもこの方法を取ることが多くなっています。
愛知県で、所得が高い人の多い比率を出して、その比率が高いところから配布をするプランです。上の地図にあるように名古屋市の中心よりも、長久手市、みよし市、豊田市などの比率が高く、その地域から配布をするように設定されています。(参考:中日新聞で20万部の配布。)
こちらは、東京都で一戸建ての比率が高いとこからチラシを配布するプランです。23区内よりも、東京都下。なかでも多摩地域は戸建ての比率が高いため、優先的に配布するようなプランになっています。このように数値的な裏付けをもって届けたい人に効率的に届けるようなプランニングが可能です。(参考:読売新聞のみで20万部の配布。)
エリアの決定には数値的な裏付けは先ず必要ですが、それでは推し量れない要素もあるのが現実です。「あの、川を渡って店に来る人はあまりいない。」「あの踏切は通るのに時間がかかるので地元の人が通るのを嫌がる。」など。実際に把握されているエリアの情報と私たちの持つデータ、知見を統合して、効率的な配布を実現します。
オリコミサービスは、お客様とコミュニケーションをとって、目的実現のために、もっとも効率的な折込配布のお手伝いをしています。